痔とよく似た症状の病気について

痔とよく似た症状の病気について

お尻からの出血があった場合、まず疑うのは痔。肛門からの出血は、痔の主な症状の一つです。

しかし、実はお尻からの出血の原因が、痔だけとは限りません。
痔だと思って放置しておいたものが、大きな病気に繋がってしまうこともあるので注意しましょう。

■出血の症状を持つ病気
・潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は消化器官の炎症性疾患です。
大腸の粘膜がただれてしまい、腫瘍ができる症状のことを言います。

・クローン病
潰瘍性大腸炎と同じく、消化管の炎症性疾患の病気です。
大腸・小腸の中の粘膜に、慢性的に炎症・腫瘍を引き起こしますが、その原因は詳しくわかっていません。

・直腸がん
直腸の消化管粘膜に発生するがんです。
初期症状の直腸がんは、少量の出血がともないますが、便や粘液に混じって出てくるため気づかれないまま症状が悪化するケースが非常に多いのが特徴です。
・肛門がん
肛門の縁の、皮膚にできるがんです。
肛門の周囲にできるため、外痔核と間違いやすいのが特徴です。
やはり怖いのは、がんでしょう。

特に直腸がん・肛門がんは痔の症状ととてもよく似ており、「恥ずかしいから」と受診を見送ることで早期治療のタイミングを逃してしまうパターンが非常に多いと言えるでしょう。

肛門からの出血が一過性のものであれば問題ありませんが、素人の診断では正しい判断はできません。

自己治療で治そうとして、つけてはいけない薬や間違った治療法をしてしまうケースもあります。

必ず専門の医師の判断を仰ぎ、正しい治療をおこなってください。





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